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奇々怪々.催眠|ライン漫画解説・考察

奇々怪々.催眠|ライン漫画解説・考察

奇々怪々311~314話「催眠」の
ネタバレ・考察・解説を行います。

一度お読みいただいた方は
より楽しめる内容となっております!

前回までの話はこちらから!

奇々怪々306~307話「脳」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々308~310話「WEB漫画家の夢」lot-official.hatenablog.com

登場人物

主人公(アレックスパーカー)

 

エリックヘンダーソン(マットチャプマン/マイケルヲネス)

ケビンフィリップス

あらすじ

主人公アレックスは、「ろうそくを用いた心理療法」を得意とする催眠術師だった。

ある日、アレックスのところに「エリックヘンダーソン」という1人の男が現れる。

彼は毎晩悪夢に苦しんでおり、それを治してほしいのだそうだ。

治療を進めていくと、彼の前世は連続殺人鬼だということが判明した。

このまま続ければ、前世の人格が現世の人格を塗り替えてしまうかもしれない。

しかし、アレックスは続けた。

頑なとして治療を続けるアレックス。

その動機は、ヘンダーソンの前世と深い関係があるようで...

考察・解説

1話

・ろうそくの能力は催眠の補助のみ

1話2話の店長のセリフから、アレックスは本当に催眠術が使える。

その気になれば、ろうそくなしでも催眠術が使える。

あくまでも、ろうそくは、アレックスの催眠技術を助ける役割をしているだけ。

一般人が使っても、催眠術が使えたりはしない。

2話

・前世のヘンダーソンが〇したのはアレックスの祖母

前世でヘンダーソンが見た騎士のおもちゃは、現在のアレックスの部屋にもある。

あとは、作中で示されている通りだ。

3話

・アレックスが受けていたのは悪夢を消す催眠治療

アレックスは3話で催眠治療を受けていたが、それが「悪夢を消すためのもの」だというのは、2話から分かる。

4話

・三つの植木鉢の意味/ヘンダーソンがマットチャップマンと名乗った理由

4話の一番最後のコマには、三つの植木鉢が描かれている。

一つは葉があり、
(2話であった花はなくなり、葉だけになっているが)


他二つは枯れている。

これは、ヘンダーソンが前世の記憶を取り戻し、
三つ目の人格、マットチャップマンとしての新たな人生が始まることを示唆している。

ただ、花が咲いていた2話とは違い、 4話は殺風な感じから、今後の彼の人生は、 とても祝福できるものではなく、殺伐としたものになることがわかる。

また、ヘンダーソンがマットチャップマンと名乗ったのも、上記の理由から。

次回以降の話はこちらから!

奇々怪々315~319話「麻酔女王」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々320~321話「熱」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々322~325話「悪魔人間」 lot-official.hatenablog.com