奇々怪々.消滅都市(後編)|ライン漫画ネタバレ・解説
奇々怪々329~334話「消滅都市(後編)」の
ネタバレ・考察・解説を行います。
一度お読みいただいた方は
より楽しめる内容となっております!
前回までの話はこちらから!
奇々怪々320~321話「熱」lot-official.hatenablog.com
奇々怪々322~325話「悪魔人間」 lot-official.hatenablog.com
奇々怪々326~328話「消滅都市(前編)」lot-official.hatenablog.com
登場人物
主人公(星歌) 男 父 金村さん
あらすじ後編
ある日星歌は、父から、自分が国の重要人物であることを告げられる。
後日、星歌は政府に捕まり監禁される
星歌は、何年もの間、政府の監視下のもとで過ごすことになった。
数年後、世界は...。
考察・解説
4話
・星歌が男にビデオの感想を聞いたこと
星歌には、他の人とは違って、人を好きになるという感情・性欲があった。
そのため、星歌は他の人と、ものの感じ方が違った。
しかし、星歌は、父から秘密を聞かされるまで、「他人と自分はものの感じ方が違う」ということを自覚していなかった。
父から聞き、半信半疑だった星歌は、男に聞いて確かめることにした。
そこではっきり自覚した。
星歌は、父の言葉が真実か確かめるために、男に聞いたわけだ。
・チキン味のチキン
異常気象で多くの生物が絶滅した。
だからこの時代の人々は、3話のパンと同じように、チキンに似せた揚げ物を食べるしかなかった。
・男に先人のDNAは刻まれていない
男は、「自分にもDNAが刻まれている」的なことを言ってる(4話)が、残念ながら刻まれていない。
これは、8話から分かる。
・世界が荒廃するまでの時系列を整理
①異常気象による食糧難や経済崩壊
(①の時点で消滅都市発生)
→②新種のウイルスによる消滅都市急増
5話
・星歌の父の「後悔」とは
親子の母親(星歌の母)には辛い思いをさせた。
自分がこのまま育てた場合、その子供にも母と同じ、辛い思いをさせるかもしれない。
星歌の父は、もし星加が捕まって、あんな目に遭わせるくらいなら、このままこの子は亡くなった方がいいと思っていた。
また、6話の男と星歌のセリフからも分かるように、人類が少なくなり、環境がよくなった。
地球のためにも、人類は滅びた方がいいとも思っていた。
しかし、最終的に、星歌の父は、人類のためにも星歌を育てていこうと決めた。
バレて、星歌に、母と同じように、自殺を望むほど辛い思いをさせるかもしれない。
「そんな思いをさせたことを、後悔する日が来るかもしれない」
と言っている。
8話
・男の父が認知症患者だと分かるのは何話か
3話
星歌は、政府の言葉から、彼がK〇だと危惧した(8話)が、それは、3話で彼から、父が認知症患者だと聞いていたから。
・男の友人が捕まった理由
男の友人も、親が亡くなったから捕まった。
あるいは、ペッパー君をハッキングした犯人だったから捕まった。
友人は、金村さんと同じ捕まり方をしている。
しかし、友人には、ハッキングが得意という設定があるし、その後にはペッパー君ハッキング事件も描かれている。
ペッパー君は、星歌を捕まえるという、物語の流れ的に使われただけの可能性もあるが。
今回のペッパー君は、ハッキング問題が完璧に解決された新型だった。
それなのにハッキングされた。
この謎が明かされないまま終わるのは、後味が悪い。
だから私は、「男の友人ハッカー説」を推す。
9話
・金村さんが平然と救急車を呼んだ理由
記憶をなくしていたから。
だから”平然と”救急車を呼んだ。
ちなみに金村さんは、最低でも2回記憶をなくしている。
感想
7話
ペッパー君の言い訳がかわいい!!
次回以降の話はこちらから!
奇々怪々335~338話「悪魔の目」 lot-official.hatenablog.com
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