奇々怪々342~344話.型｜ライン漫画ネタバレ・考察
奇々怪々342~344話「型」の
ネタバレ・考察・解説を行います。
一度お読みいただいた方は
より楽しめる内容となっております！
前回までの話はこちらから！
奇々怪々335～338話「悪魔の目」
奇々怪々339～341話「油虫ダイエット」
登場人物
主人公
父
あらすじ
主人公は父と2人で生活していた。
ある日家に小さな箱が届く。
それに入って写真を送ると多額のお金がもらえるらしい。
しばらくして父は行方不明になり、主人公は箱の送り主のもとを訪ねる...
考察
・箱に入りお金を貰う、それを続けた者の末路
型にはまるために骨が折れていく。
体が型に適応していく。
それを続けていって
骨が完全に無くなった時、女のもとで働けるようになる。
しかし型に適応しきった時、以前の体にはもう戻れなくなってしまっている。
だから働かざるを得なくなる。
・父はどこに行ったか
これは自然に考えると
女のインテリアの１つになった
が正しそう。
しかしそうなると別の問題もあがる。
父はどのインテリアになったかという問題。
私は”下のようなものになった”と考えた。
2話と3話で、父は箱に入るためローションのような薬品を使っていた。
3話の最後のコマでは球を落っことしている描写がされている。
この2つは結びつけて考えることが出来る。
また、父はどんくさい性格でもあった。
これらから父はそのインテリアになっているとみて間違いないだろう。
感想
1話の時点では
「酒もギャンブルもやらないなんて良い父じゃないか。借金したのは起業して失敗したから。」と思っていた。
けど3話まで読んで、
「ああ、やっぱクズじゃないか」と思い直した。(笑)
ちょっと前にYouTubeで社長達の賭博問題が話題になった。
でも私は、ある程度成功してる人はなにかしら裏でやってたり、傲慢だったりするものだと考えている。
正確には「傲慢になってしまうほどエネルギーがある」。
ちょっと前に起きた香川照之の暴行事件。
自分はあれを見ても「まあそうだよな」と大して驚かなかった。
ただ単にそういう考えがあったから驚かなかっただけ。擁護してるわけではない。
「傲慢になるほどエネルギッシュになる」
これが大切なのであって「エゴに飲まれて傲慢になること」がいいことなわけがない。
実績を残してる人で傲慢でない人もたくさんいる。
プロフェッショナルマネジャーの著者がその一人。
本書には、
傲慢になることがいかに愚かなことか、
そしてその理由が書かれてある。
自分の場合、優れたリーダーにならなければならなかった。
しかし、どうすればいいか分からずこの本を買った。
気になる方は購入を検討してみてはいかがか。
次回以降の話はこちら！
奇々怪々345~347話「スイッチ」
奇々怪々348～355話「紙の牢屋」
奇々怪々356～358話「幽霊との恋」
