奇々怪々.悪魔の目｜ライン漫画ネタバレ・考察

奇々怪々335～338話「悪魔の目」の
ネタバレ・考察・解説を行います。

一度お読みいただいた方は
より楽しめる内容となっております！

前回までの話はこちらから！

奇々怪々322~325話「悪魔人間」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々326～328話「消滅都市（前編）」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々329～334話「消滅都市（後編）」 lot-official.hatenablog.com

登場人物（悪魔の目/奇々怪々）

主人公　彼女（女の子）　女子生徒　不良

あらすじ（悪魔の目/奇々怪々）

主人公はいつも一人で生活していた。

主人公にはある能力があった。

それは、「睨んだ対象に穴をあける」というものだった。

この能力は人に好かれるようなものではない。

そのため、主人公は、人との関わりを自ら避けていた。

ある日、主人公は、 能力を使っているところを一人の女子生徒に見られてしまう。

能力の使い方を聞かれ、主人公は仕方なく、その女子生徒に能力の使い方を教える。

教えたところで、女子生徒が力を使えるようになるとは思わなかったが。

その後、学校の周辺では奇妙な事件が起き始め、主人公は...

考察（悪魔の目/奇々怪々）

1話

・主人公たちの服が変わっていることについて（時系列）

不良たちに反撃した時のコマまでは周りはみんな夏服で、ラブレターを渡された時は冬服だった。

反撃からラブレターをもらうまで、かなり時間が経っていることが分かる。

・告白は本物か

（これは、1話を読んだ時点の、今後の展開予想です）

主人公が女の子からもらったラブレターは不良が女の子に頼んでやった「仕返し」の可能性もある。

しかし、女の子の告白は嘘告白ではないだろう。

不良はその子に告白し振られている。告白が失敗して仲は悪くなり、不良と女の子は対立関係にある。

不良は、頼めなるわけないし、女の子も、頼まれて協力するわけない。

また、主人公の反撃から、主人公が告白されるまでだいぶ時間が空いている。

復讐するなら、そんなに時間は空けないだろう。

・不良に怒鳴られて黙って下を向いてる場面

しゃがんでいる不良の仲間に、能力を使っているのかと思ったけど、そうでもないらしい。

2話

・主人公が言った「もう手遅れ」の意味

説は2つある。

・俺を怒らせた、お前は手遅れ

・お互いに心が離れてしまい、気持ちも冷めてしまった

そのどちらか。もしくはその両方。

ごめんと言った後純也は睨む。 彼女の顔は老い、純也は去る。

純也は別れを告げるだけでなく彼女の顔を老いさせた。そして老いさせたことに対し、純也は何も感じてない様子。

私は両方だと思う。

なお、母の顔は”老いた彼女”と同じように描かれてるが、 能力の影響を受けたわけではない。純也の"脆くさせる力"は、人に使うと"老いさせる"ということを分かりやすく読者に伝えるために、そう描いただけ。

・彼女と帰る２つの場面から分かること

・2つ目で1人になっている。

・その後はプレゼントを買いに行っている （プレゼントを買いに行った場面ではリュックを背負ってるので同じ日ではない）。

これらのコマとセリフから、 彼女との距離が縮まらず一緒に帰ることもなくなっていったことが分かる。

3話

・なぜ女子生徒を助けたのか

・女子生徒がビンタされるところを見て、主人公は「昔を思い出す」というセリフ

・純也が父の性格を語ってる場面（悪魔の目2話）

この二つから、k過去に純也は、父にたびたび暴力を振るわれていたことが分かる。

女子生徒のビンタされる姿は過去の自分と重なった。

だから助けた。

・「父の性格」はここから考える

「父は自分勝手な性格だった」と純也は言っている（悪魔の目2話）。

女子生徒が絡まれてる場面（悪魔の目3話）。

そこから考えて、 純也は 女子生徒と同じように父から目つきが原因で理不尽に暴力を振るわれていたことが分かる。

だから純也は「父の性格は自分勝手」だと思っている。

4話

・純也と女子生徒の能力の強さ

純也はコップにひびを入れる程度だった（悪魔の目2話）。

しかし、女子生徒はコップにひびを入れ、砕くほど力が強かった。

いじめっ子を〇した場面と、それを処理してる場面からも、女子生徒の能力の強さが分かる

・2人とも目から血を流していたことについて

最初私はこう考えた。

二人は、睨むことで能力を発揮する。

だから、目はすぐにでも潰しておきたいと、二人は思う。

二人は能力で、相手の目を潰そうと能力を使った。

だから、「一方は〇んだが、能力の影響を受けて生き残った方も、血を流していた」と考えた。

けど、それは違う。

なぜなら最後のコマで純也の目はきれいだったから。

私は 力を使いすぎたため、目を傷めたが正しいと思う。

純也が女子生徒に久しぶりに会うと、女子生徒の目はうつろになっていた。

それもきっと、能力を使いすぎたせい。

急に大きな力を使ったため純也も目から血を流した。

・おばあちゃんをなくしたこと

・生き物を〇してしまったこと

がうつろになった理由かもしれない。

でも私は、「目を傷めた説」が正しいと思う。

・女子生徒の言葉を聞き〇すのをやめた純也の心境

最初純也は女子生徒を〇そうとした。

でも女子生徒の言葉を聞いてやめようとした。

女子生徒は自分の能力を知る唯一の人間だった。

だから、女子生徒の言葉で、女子生徒と友達になれるかもと期待した。

長いこと、人と距離を置いて過ごしてきたのもあって、期待した。

・女子生徒は純也を〇したことを少し後悔している

純也は〇そうとしてこなかった。

自分が〇さなければ友達になれたんじゃないか？と後悔している。

次回以降の話はこちら！

奇々怪々339～341話「油虫ダイエット」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々342~344話「型」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々345~347話「スイッチ」 lot-official.hatenablog.com