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奇々怪々359~360話.ランダム注射|ライン漫画ネタバレ・考察

奇々怪々359~360話.ランダム注射|ライン漫画ネタバレ・考察

奇々怪々359~360話「ランダム注射」の
ネタバレ・考察・解説を行います。

一度お読みいただいた方は
より楽しめる内容となっております!

前回までの話はこちらから!

奇々怪々348~355話「紙の牢屋」 lot-official.hatenablog.com

奇々怪々356~358話「幽霊との恋」lot-official.hatenablog.com

登場人物

父 息子 医者 白野彰 総理大臣 側近 

あらすじ

ある1組の親子が医者のもとへ診察に訪れた。

最近息子の様子がおかしいらしい。

医者はそれを「ランダム注射」のせいだと

言った。

「ランダム注射」とは、最近ニュースでも話題

になり、 世間をにぎあわせている陰謀論だ。

医者はそれのせいだと言ったのだ。

やがて医者の診察は終わり、親子たちは

帰っていった。

後日、医者は詐欺師として逮捕された。

「ランダム注射」もデマとして報道された。

政府は、「ランダム注射の件」が収まり、

ほっと胸をなでおろした。

考察

・最初の男の本当の正体

男の正体、それは、

総理の側近である。

男は最初詐欺事件で刑事として子役と一緒に調査に来た。

子役にもそう言ってある。

しかし総理と側近の場面。

側近は刑事の顔にそっくりだった。

今回の件を収めるために直接おもむき、 詐欺事件として警察を操作した。

ランダム注射を本気で信じる人なんてそういない。

詐欺ともしやすい。

詐欺事件とすることで 警察も操作しやすくなる。

総理の側近レベルなら警察になりすますことも容易。

・総理達は医者が本当に治療できたか、知っていたのか

おそらく、知らなかった

作中では、総理達が「医者が本当に治療できたか」は知らない描かれている。

だが、総理達にとって、そんなことはどうでもよかった。

ただ面倒ごとを起こすやつらを、逮捕できればそれでよかった。

・ランダム注射はなぜ広まったのか。情報がどこから漏れた?

白野彰から

白野は元研究員だった。

「ランダム注射」は一般販売しておらず、 存在を知る者は研究員や、一部の政府の役員のみ。

漏れるのはそうした人間から。

その中で、白野は作中で明かされた唯一の人間。

だから、白野から漏れた。そう考えるのが自然だろう。

なお、医者が知っていたのは、白野が医者に協力を持ちかけたからである。

白野と共に国家に反逆する仲間なのだから、当然医者も知っている。

・子供が子役である伏線

手が付けられないほど凶暴で普段は全然言うことを聞かない。

それなのに診察には素直についていった。

また、診察時は黙って医者の説明を 聞いていた。

おかしくないか?

事実、その子は警察に雇われた子役だった。

医者はそれを見抜けなかった。

おかしなところは他にもあって、

刑事が医者に見せた動画。

刃物を取り出す前から動画は始まっている。

同級生を襲う前から撮られている。

襲ってる途中からなら分かるが、これには違和感を感じる。

・海外も日本と似たような現象が起きていた

そして、 今回の交渉で、相手も準備してくるかもしれない。

だから、総理も交渉相手と同じようなことをしている。

これらは一番最後の総理の言葉からわかる。

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