怪々366~376話.冬の木｜ライン漫画ネタバレ・考察
奇々怪々366~376話「冬の木」の
ネタバレ・考察・解説を行います。
一度お読みいただいた方は
より楽しめる内容となっております！
登場人物
ネロ マヤ ロイス ヒースター
あらすじ
ネロという少年とマヤという少女が暮らしていた。
2人はとても貧しく、いつも食べるものに困っていた。
ある日、2人は魔女のものを訪れる。
しかし2人はそこで、ある呪いをかけられてしまう。
ネロが目を覚ますと、 マヤはどこかへ連れ去られてしまっていた。
ネロはなんとか探し出し、連れ出すことができたが、ネロは○んでしまう。
木の神によってネロは生き返る。
その後ネロとマヤと2人で幸せに暮らした。
終わり
考察
2話
・ネロが目を覚ます直前の描写
これは春の訪れを表している。
ネロが目を覚ます、という情報以外で「春がきた」と読み取ることができる。
・なぜ女は貴重なのか
マヤには葉っぱが付いていた。
付いていただけでなく生い茂っていた。
また、マヤだけでなく、義足の女もそんな感じだった。
今は冬なのに。
しかし、それはおかしなことでもなんでもなかったらしい。
調べたところ、クリスマツリーのもみの木やスギ、ヒノキ
などの常緑樹は冬でも葉があるらしい。
見たことないなと思っていたが画像を見て、過去に結構見ていたことに気付いた。
また、学校の教科書で四季の資料を見て、
「木は冬になると枯れるものだ」
という先入観もあった。
寒冷の人はそういう偏見ないのかな？とも思ったが、それは言い訳ですよね。
本を読んだりして視野を広げなければと思った。
補足だが、常緑樹は盆栽や
クリスマスツリーなどの観賞用としても使える。
貴族たちは、人間に戻った時のリアクションを楽しむわけだが、
戻る前の木の状態でももちろん楽しむ。
葉が落ちた貧相な男の木より、青々と茂った女の木の方が映える。
だから需要もあり、品薄になるので貴重。
・マヤだけが連れて行かれた理由
上記にも述べたように、マヤは葉っぱがついた貴重な木。
だから、マヤだけが連れて行かれた
・マヤが切り株になっていたこと。
恐怖以外のなにものでもない。
あと、解かれたあとがグロすぎる（笑）。
3話
・ネロが見たものは本当に幻覚か？
「我慢して続けよう」的なことを言っていた。
→ここから、「血は見えるけどそのまま切り続けた」と
も考えれる。
でもそれは間違い。
今は冬じゃない。
だから、ネロが見たものは幻覚だ。
しかし、ネロが見た「幻覚の内容」は事実として起こっているだろう。
木人間は、木の状態であっても切られた時に血が出る。
これは、２話でマヤが人間に戻った時の描写から分かる。
人間に戻った時マヤから血は流れなかったし、付いてすらいなかった。
それはさすがに違和感。
だから、ネロが見た「幻覚の内容」は事実だ。
・足を切られた木人間たちは○ぬしかない？
足切られたら根は張れない。
だから、根を切り取られたマヤは○ぬんじゃない？
これは...
漫画だから〇なないという結論になりました(笑)。
特殊な肥料といえど、根が無くては取り込めない。
土に埋めて、どんなに良い肥料を与えても、薪は薪。
根の無い薪が成長することはない。
だから、普通は〇ぬが、奇々怪々の作者といえ、そこまでは厳格に描かなかった。
ここは許容するしかないかなと思いました。
5話
・なぜネロは偽名を使ったのか
ロイスが敵だと疑ったから。
・ヒースターを守ったこと。
・過去に、町のほとんどはヒースターの下僕だと教えられていたこと。
それらから、ロイスが敵だと気付き、偽名を使った。
・なぜロイスはヒースターを助けたか
息子を助けるため。
ロイスは、奴隷の息子を買い取ってもらう約束をしていた。
しかし、息子はまだ、奴隷として別の貴族のところにいる。
ヒースターが○んでしまったら息子は奴隷のまま。
だから、ロイスは命懸けでヒースターを守った。
・ロイスが自分のことを卑下した理由
ヒースターはみんなから憎まれていた。
ヒースターが○ねば奴隷たちやマヤたちなど、
助かる人は大勢いる(職を失うものもいるが)。
息子を助けたいという私欲のために、
どうしようもないやつを助けてしまった。
だから、自分はダメなやつだと卑下している。
11話
・木から人間に戻った理由
魔女の呪いの特性上、
木の神は、ネロの木が十分に育った年の春に、魔女を呼び戻し、もう一度魔法をかけさせた。
それが、ネロが人間に戻った理由
その他おすすめの記事はこちら！
奇々怪々342~344話「型」
lot-official.hatenablog.com
奇々怪々345~347話「スイッチ」lot-official.hatenablog.com
奇々怪々361~365話「殻」
lot-official.hatenablog.com
