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奇々怪々345~347話.スイッチ|ライン漫画ネタバレ・考察

奇々怪々345~347話.スイッチ|ライン漫画ネタバレ・考察

奇々怪々345~347話「スイッチ」の
ネタバレ・考察・解説を行います。



一度お読みいただいた方は
より楽しめる内容となっております!



前回までの話はこちらから!

奇々怪々339~341話「油虫ダイエット」

lot-official.hatenablog.com

奇々怪々342~344話「型」

lot-official.hatenablog.com




登場人物

主人公 妻 子供達 同僚 カップ




あらすじ

主人公は妻、子供とともに生活していた。



喧嘩もなく、家族間の仲も良好だった。



しかし、一見幸せそうに思える主人公だが、
ある不満があった。



それは、


一人の時間が取れないこと。




家族たちのことは、正直煩わしいと思っていた。




ある時、主人公は画期的な装置を思いつく。




家族を消すスイッチだ。



主人公はそれを使い、しばらく一人の生活を楽しんでいた。




しかし、あるときスイッチが壊れる。



主人公は独りになった。




その後主人公は...




考察

2話


・銭湯の場面での主人公のセリフ



たびたびOFFにして楽しもうという心情





・「最後の階段、そしてそれを見つめる主人公」これが表すもの




永遠に独り。



主人公の絶望を表している。




また、家々に挟まれている描写は、主人公の孤独をより表現している。




3話


・1話とは少し違うスイッチの絵




「ONだけでいい。 一度だけでいいからチャンスをくれ」


という主人公の心理が読み取れる。




・テレビの場面を比較して




「自分にとっての幸せは、 家族が戻ることだけ」という思いが表現されている。




・主人公がコンビニでバイトしているシーン




男の店員と女の客



これは1話で出てきたカップル。




これだけでも凄いと思うが、 この二人は互いに面識がない様子。



どう見ても1話のカップルなのに。




つまりここからも、ここは現実世界でないということがわかる。




・どこからが現実世界でないのか




同僚と飲んだ後の帰り道から




1話では、あるところから、コマ全体が他とは違った感じに描かれている。



帰り道、主人公は「また寝るのか?」的なことを言っている。



1話ではこのセリフの直後、家に着いているが、 実際はそのまま寝てしまった。




そう考えると答えは自然に見えてくる。




感想

帰り道、1話では弱音を吐いていた。



しかし3話では真逆のことを言っている。



時系列も合っているので、読み比べて対比するのも面白い。




次回以降の話はこちらから!

奇々怪々348~355話「紙の牢屋」
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奇々怪々356~358話「幽霊との恋」

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奇々怪々359~360話「ランダム注射」

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